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戦姫絶唱シンフォギア 視聴感想

シンフォギアやばい!>挨拶

ヤバいっていう表現でしかその素晴らしさを表せない私の脳内も大概ヤバいのですが。それはともかくアニメ無精者のレイシアが一週間掛からずに全話完走してしまう程に、面白さと引き込まれるような疾走感がヤバヤバでした。と言う事で今日は具体的にどこがどうヤバかったのかをちょいと書いてみたいと思います。
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"なんでもアリ"を許容させる物語展開の速さ

シンフォギアの魅力は何と言ってもその物語展開のスピード感が尋常でない事でしょう。手始めに第一話のお話を振り返ってみましょう。

第一話 あらすじ

冒頭、いきなり雨が降りしきる中、友人のお墓参りをしている少女の嘆きから物語は始まります。
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この子達はいったい誰なのか、と言った疑問を持った時には一気に物語が二年前へとさかのぼります。先程の墓標の彼女がライブに並んでいる場面を経て、華やかなステージが開幕!たかみな×水樹奈々という豪華ツインボーカルでテンションが上がります。
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と思ったら急に謎の敵が出現!観客が襲われて会場はめちゃくちゃに。
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そんな人々を救うために、変身し歌いながら華麗に戦いだす二人の歌姫。
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しかしいくらなんでも多勢に無勢。防戦の巻き添えで観客として来ていた冒頭の遺影の少女、響が犠牲に。
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こうなれば最終手段、力を開放して敵を殲滅する奏。しかしそれは同時に奏の命をも燃やす尽くすのであった。
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奏の死を慟哭する翼、一方響は懸命の手術により一命を取り留めるのであった……。

初見感想っぽく大雑把に書いて見ましたが、これだけ色々とあってまだ一話の半分(14分)ですからね!?
まだ世界設定も分からなければそもそも主人公が誰かすらもこの段階では分かっていない状況で、これだけの情報量をあの短時間に詰め込んでいるもんですから、まさしく視聴者置いてきぼりという表現がぴったりなお話でしょう。キャラクターや世界への理解が進まないため物語への同調の妨げとなる情報の過多ですが、シンフォギアでは墓参りや派手なライブに戦闘、挺身による殉職と言った心を強く揺さぶるパフォーマンスを開き直るかのごとく連打することによって、説明不足による無理解の不満よりも何が起こっているのか理解したい欲求のほうが上回るよう誘導しているように見受けられます。
こういった"勢い押し切る"と言う展開はシンフォギアの作中では度々みられて、特に最終話付近でも、fineとの突然の和解やクリスちゃん絶唱で燃え尽きた……根はいい子そうだったから悲しいなぁと嘆いていたのに次の回でふらりと復活したりしていて、さっきまでの感動の演出はなんだったの!?ズルい、良くも弄んでくれたわね!!っと色々とツッコみどころ満載のはずだったんですが、そのままテンションで押し切られたというw(ネタバレ部分反転)でも内心狂喜乱舞したのは秘密
なお一話はこの後"舞台は再び現在へ"という文字と共に、平和な学園生活を送る響が謎の敵ノイズに襲われ絶体絶命、体内に残るガングニルの力が目覚めて変身をするところで終わりとなります。平凡な魔法少女モノであればこの後半部分だけで一話丸々使っていそうですよね。
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禁じ手、挿入歌乱舞!

劇中の挿入歌……それはどのようなメディアであっても視聴者の心を昂ぶらせる魔法の演出。
天元突破グレンラガンでは最終話に空色デイズが流れ始めると共に螺旋力がゲージを振り切ったドリルで天を衝く熱すぎる展開に心が燃え上がり。
魔法少女リリカルなのはでは最終話で全員が順番に名乗り口上の上で必殺技を放って行くと言うちょっとバカっぽい展開にもかかわらず流れるBRAVE PHOENIXのおかげで胸熱で。
マブラヴ オルタネイティヴでは桜花作戦冒頭の指令の演説と共に流れるCarry onに、まるで自身も最後の決戦の地へと向かう挺身隊の一員となったかのような錯覚すら感じられ。
Airでは観鈴ちんの最後の頑張りとごーるの場面で流れる青空に、その慟哭がより一層深くなり、もはや青空のイントロを聞いただけで泣いてしまうパブロフの犬となり果てる。
挿入歌が流れ出すと、物語的にも盛り上がる場面なんだろうなと自然と身構えてしまうのは自分だけでは無いはず。
そんな本来であれば"ここぞ"と言う時にしか用いられない、"物語演出としての奥の手"であるという思い込みを逆手にとってしまったのがシンフォギアなのだ!
先に紹介した一話から豪華ツインボーカルによる二曲に加え、奏と翼それぞれの戦闘曲で計四曲というハイペースはその後も衰える事無く、戦闘の度に歌いながら戦うものだから毎度同じ曲とは言え挿入歌が掛からない方が珍しい事態になってしまっているわけだから、そりゃあもう脳汁ドバドバでまさにまるで毎話クライマックス状態!!(謎
また、ともすれば間抜けな絵面になってしまいそうな"歌いながら戦う"と言うのがあれ程かっこよく映るのは、同じ技でも毎回変わるスタイリッシュな戦闘の描写だけでなく、使い回しとは言え楽曲による部分も大きいと感じました。個人的には翼の戦闘曲がもう無性に好きで、"去りなさい 夢想に猛炎 神楽の風に滅し散華せよ!!"ってフレーズあたりは聞くたびにテンションあがっちゃって大変なことにっ!?(ノ∀`)

大味だけれどそれを上回るほどのノリ勢いで魅せるシンフォギア。とにもかくにも恐ろしいまでの疾走感であっという間に楽しませてもらいました。
幸いなことに二期、三期もあるようですのでそちらも見ていこうと思います。と言うかシンフォギアGを既に見始めていたりして。

ではまたーノシ