エロゲ環境向上計画④ オーディオ入門者の強い味方、アクティブスピーカー

久しぶりのオデオ記事>挨拶

実は今までは概略ばかりだったので、そろそろ実際の製品に触れつつ具体的にどういったものがオススメなのかを書いて行こうと思います。

安くてウマい!アクティブスピーカー

色々な人と接していて感じるのは、想像以上に音へのこだわりを持ってらっしゃる方が少なくないということ。

テレビは勿論のこと、パソコンも付属のスピーカーでAV鑑賞をしていて、そもそも音について頓着していないか音が悪くても「仕方がないよね」と諦めがちであるということ。
それは非常にもったいない!せっかく作品を味わうんですから、少しでも美味しく頂きたいものです。

でもオーディオ機器はお高いんでしょう?……残念ながらそれは否定できません。オーディオ業界の値段付けというのは、その世界にどっぷりつかった私でも正直異常だと感じる事が少なくありません。

オーディオ始めるったって、いきなりDACにアンプにスピーカーとか必要なものが多すぎてわけわからんし敷居が高すぎぃ!
……そんな入門者の方にお勧めするのは"アクティブスピーカー"です。

アクティブスピーカーとは、アンプが内蔵されているスピーカーの事で、電源を接続する必要がありますが、手持ちの機器のヘッドホン端子と接続するだけで、付属のスピーカーなどとは別次元の音質を得られるスグレモノ。

アクティブスピーカーは実際に試聴できる店舗が少なくネット上の評判ばかりが先行してイメージで購入される方も多いと思いますが、見も知らぬ製品を紹介するのは自分の矜持が許さない!!ってことで、(なんじゃそりゃ)実際に見て聴いてきた製品だけを価格帯ごとにピックアップして紹介していきます。

5000円前後でオススメは?

JBL PEBBLES

見た目は奇抜でスピーカーらしくないデザインですが、JBLが作っているだけあって、この価格帯でのクオリティは有象無象と違い群を抜いています。
USBDAC内蔵であり、電源の給電もUSBで行うため、パソコンとの接続はUSBケーブルでつなぐだけという簡単接続が魅力的。
音は低音よりで、脚色された低音がサイズ以上に鳴り驚かされます。しかし環境によっては若干ノイズがのったり、音量を大きくすると破綻してしまうなど、やはり価格が価格だけに、求め過ぎるのは可哀そうかもしれません。

10000円前後でオススメは?

FOSTEX PM0.3

FOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3(B)

FOSTEX パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3(B)

フォステックスはオーディオに興味の無い方には馴染みのない会社かもしれないが、日本のメーカーで、コストパフォーマンスに優れたオーディオ機器を多数出しています。
価格差がクオリティの差に直結するエントリー価格帯でのこの樋口一葉一人分の差と言うのは如実に製品に反映されており、上記のJBL PEBBLESとは比べるまでも無い。
クセが少なくバランスのとれた、優れた音を出します。
価格が二倍近くなっているのだからある意味当然っちゃ当然なのだが、個人的にはこのあたりからスタートした方が、結果として"安物買いの銭失い"にならずに済むように思う。
入力がUSBではなくRCAピンジャックもしくはステレオミニになってしまい、給電用にACアダプターを別途接続する必要があるが、それもまた上流段のDACを強化することでさらに音をよくする余地があると捉えることもできます。
ながら作業で低音量で流し聞きする程度であれば今でも十分不満無く聞ける、長く使えるであろうコストパフォーマンスが最も優れるアクティブスピーカー。(趣味の世界に於いて適切ではないと感じる為あまり好きな言葉では無いですが……)

20000円前後でオススメは?

無し。コストパフォーマンスが求められるアクティブスピーカーにおいて、決して安いわけでもなく、かと言ってそれだけ力を入れて開発されているわけでもない一番中途半端な価格帯。
このあたりを買うのであれば、先のFOSTEX PM0.3で我慢しておくか、次に紹介するTANNOY Reveal 402まで行っちゃうのが正解だと思う。(以前はReveal 402をここで紹介できたのだけど、値上げした模様……残念)

30000円前後でオススメは?

TANNOY Reveal 402

実はこの記事を書こうと思ったきっかけだったり。
スピーカーに3万円。これを安いか高いかと問われるとオーディオ的価値観に触れたことの無い方は「高い」といわれるだろうけど、私は安い……いや、安すぎると断言できます。
フロントバッフルの丸みを帯びた愛らしいデザイン、サイズ以上に豊かな低域と穏やかな高域の良好なバランス。
そして何よりも音の広がり、奥行き感がハッキリと再現される音空間。安物スピーカーのような単に音が鳴っている、のではなく音楽を奏でている。高級オーディオ機器に通じる様なニュアンスをはっきりと聞きとることが出来驚かされました。
低域が豊かなので、本格的なスピーカーと同じように設置環境を整えてやる必要はありますが、同じアクティブスピーカーであれば、KEFの7万円前後の物と比べても遜色ない音質。
それに正直な所、パッシブスピーカーとアンプをそれぞれエントリー価格で三万円ずつの物を買ってきてもすぐにはこの音が出ないのは確実だと思います。いや、それどころかオーディオコンポーネンツの値上がりが著しい昨今、下手すれば合計15万円くらいかけてようやく肩を並べられる音になるかも……?
入力はRCAかステレオピンなので、DACに注力してやれば音はもっと良くなるでしょう。
問題は電源が二か所取る必要があること(左右モノアンプ搭載)と、ホワイトノイズが気になるかもしれないですが、これも前段DACで解消できるでしょう。もっと早く出会っていれば、オーディオ沼に足を踏み入れる事は無かったかもしれない……そんなポテンシャルを秘めたスピーカーです。


おまけ

取りあえず今までに書いた「これからオーディオ始めます」という方の参考になりそうな記事をまとめてみました。

何故オーディオにこだわるのか?
hikari-sekai.hatenablog.com

PCオーディオの基本構成
hikari-sekai.hatenablog.com

環境に合わせて音の出口を選ぼう~スピーカーかヘッドホンか~
hikari-sekai.hatenablog.com