DAC比較試聴しました(まえがき)

まえがきのまえがき>挨拶

以前書いたEXOGAL COMETの記事にありがたいことにこんなコメントを頂きました。

くまモンさんより
初めまして。
オーディオねた、興味深く拝見していますが、最近DAC探しをしていましてお使いのDAC Exogal COMETに興味を持っています。このDACの検索で辿り着いたのですが、その前にARCAM rdacを使っていらっしゃった様子で驚きました。 安価なモデルですが、このrdacも良さそうだなぁと、考えたりしてたからです!! 金額が違いますので随分違いますかねぇ? このrdacの音、どんな感じか参考にお聞かせ頂けませんか?

現在使用しているEXOGALと以前使っていたrDACの違いがどれくらいの物なのか。自分としても改めて再確認してみたいと思ったので早速試してみました。
といっても現在の構成はEXOGALをDACプリとしてパワーアンプに直結しているので、ボリュームがないrDACとの比較はどうしようと思っていたんですが、タイミングよくプリメインを借りることが出来ました。ラッキー。
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ちなみに今まで頑なにレビュー書かなかったに何故突然……というとわざわざコメント頂いたからというのも要因の一つではありますが、ようやく自分が目指す音が明確に自前のシステムで鳴るようになったことが大きいです。
また自分は"何をやっても音が変わる"と認識している人間ですので、オーディオ的経験値をそこそこ積んできて各要素が音に与える変化の度合いを認識し評価し、また同時にその切り分けができる自信が付いてきたともいえます。
逆に言うと、今まで使用していた(レビューしなかった)機材はその真価を聞くことなく手放してしまっており、残念に思う一方で、やはり中途半端な状態で評価しなくてよかったと安堵していたり。
この辺りについて書き出すと長くなるので、また別の記事で……。

まえがき

試聴環境

[音源]自作PCの(PCIバス USBポートよりUSB出力) 
   ↓    
[DAC]ARCAM rDAC or EXOGAL COMET
   ↓RCA接続  ↓XLR接続
   [アンプ]DENON PMA-SX11
          ↓
   [スピーカー]DALI EPICON2

◆考慮すべき差異

・rDAC、COMETへ施したチューニング
どちらのDACも箱から出してそのまま!という完全に純正の仕様ではわけではなく、色々と試しながら自分好みにカスタムした結果次のような感じになっています。
rDAC:電源アダプタにSONY AC-D4Lカスタム(極性入れ替え、フェライトコアとファインメットビーズ搭載)
以前はrDACにSiCパワーデバイスのアナログ電源を自作していたのですが、解体済しちゃってました……。
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COMET:強化電源、底板の変更(アクリル→アルミ)、インシュレータにKRYNA DMX-3
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多少工作もしていますが、あくまで基本的なものばかりで、本来の性能をさらに引き出すチューンかとおもいます。底板については過去記事をどうぞ。
hikari-sekai.hatenablog.com

・アンプのXLR入力とRCA入力の音質差
PMA-SX11については借り物の為その入力間の音質差を掴めるほど単体で聞きこめてはいなかったが、大きな影響はないと考えていいようで。むしろ、XLR接続とRCA接続とで同じボリュームにしても音量差が生じるアンプもある中で、きちんと同じ出力になるよう配慮されていて比較試聴する上でありがたかったですね。
ちなみに音質傾向は昔のDENONの低音過多で金属的な響きを持つイメージを払拭してくれるような、パワフルだけど良い音に仕上がっていました。以前PMA-2000REも使っていましたが、ミドルクラスとは質が違うというよりは、あのSEからREへのモデルチェンジくらいからニュートラルよりの音づくりが発展していったんでしょうね。
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・接続したケーブルの音質差(RCAケーブル、XLRケーブル、USBケーブル)
EXOGALはXLR接続推奨のようだがrDACがRCA接続のみしかできず、聞き比べの便利さもあってそれぞれのDAC―アンプ間の接続がRCAとXLRと異なった経路になってしまった。
手持ちの都合上ケーブルがそれぞれRCAは英CHORD製、XLRはACOUSTIC REVIVE製の物となっております。どちらも実売三万程度の製品ですが、傾向が大きく違うのですが、どちらも丁度DAC本体が持つ性格をより引き出してくれる傾向だと愚考しますのでもしかすると両DACの差がより明確に際立って結果に反映されたかもしれません。
また、USBケーブルはEXOGAL COMETはリファレンスのAim電子製、rDACはサブのDHlab製で価格差が大きいですが、DHlabのUSBケーブルはその差を物ともしない程優秀なのでこちらはそこまで神経質に考慮しなくていいかもしれません。
配線とか
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DACとプレーヤーとの接続
音源はパソコンで、プレーヤーはfoobar2000を使用。
一般にfoobar2000は(他の後発プレーヤーよりも)音が良くない、とまで言われてしまっている。確かに、インストールしてすぐに繋いだだけの状態ではそういった評価も納得で、もっと音が良いプレーヤーはいくらでもあるのだ。しかし、きちんと設定を弄ってやる事でJ riverは勿論、高音質と話題のJPLAYとも勝負できるようになった。
その設定はまたの機会に譲るとして、ここで言いたいのは、オーディオプレーヤー(foobar2000)の設定はかなり音質面への影響が大きいのだと言うこと。
普段COMETで聞いている設定と同じ設定でrDACは利用できないので、今回は両DACの音質差の確認が目的であるのでrDACで利用できる設定(WASAPI 24bit)で統一した。
128x(5.6MHz)DSD対応のCOMETはその真の実力を発揮できていないことを明記しておく。

次回、試聴編に続く。
hikari-sekai.hatenablog.com


ではまたーノシ