おまけ 真紅誕生祭2013
前のブログより転載。私と真紅の去年の誕生日の様子
レイシア「なぁ、真紅。今日はなんか機嫌が悪くないか?」
真紅「そうかな?気のせいだと思うぞ」
レ「いやいや、膝の上に載ってきてもなんかそわそわしてるし…どうしたんだ?」
真紅「な、なんだよそれ…変なこと言うなよな」
レ「そっか、だったらいいんだ。変なこと言ってごめんね」
真紅「あ、ああ…。うん…誰にでも勘違いすることはあるから、気にするな」
そわそわ
真紅「……」
そわそわ
レ「どうしたの?」
真紅「いや、別に…」
レ「じー……」
真紅「な、なんだよ、今の微妙な間は?」
レ「いや、やっぱり真紅は可愛いなーっって思って。そうだ、実は渡したいものがあるんだ…はいこれ」
真紅「これは…イチゴのショート?」
レ「うん。前に食べた時結構気に入ってたでしょ?なんかふと思い出してさ」
真紅「そうか、ありがとうな」
レ「あれ、あんまり嬉しそうじゃない?やっぱりやっぱりホットケーキの方が良かった?」
真紅「いや、そんなことないぞ。確かにホットケーキは大好きだけど、わざわざ買ってきてくれたんだろ?一緒に食べよう」
レ「ふふふ、そういうと思ってさ…じゃーん!」
真紅「こ、これは…!?」
レ「お誕生日おめでとう、真紅!!」
真紅「こんなにいっぱい…しかもお誕生日って…ええっ!?」
レ「今日は真紅の誕生日だろ?」
真紅「そう…だけど…。覚えててくれたのか?」
レ「いや、知らなかったんだよ…ゴメンな」
真紅「ううっ…ぐすっ…」
レ「わー、本当にゴメン!だって本編で日にちが曖昧で20日前後ってことは分かってたけど曖昧で確信が持てなかったんだって!だから――」
真紅「違う、違うんだ。去年もずっと一緒にいたのに祝ってくれなかっただろ?穹の誕生日はやってたのにだからもうずっとお祝いしてくれないんじゃないかって思って…」
レ「そんなわけないだろ!愛する人の誕生日を祝わないだなんて!」
真紅「ぐすっ…うん、信じてるぞ」
……
レ「落ち着いた?」
真紅「ああ…って、子ども扱いするなよ、私の方がお姉さんなんだぞ?」
レ「分かってるよ。それにまた一つお姉さんになったもんな。でも今日ぐらいは甘えてきてもいいんだぞ?」
真紅「……何でも言うこと聞いてくれるのか?」
レ「もちろん!」
真紅「そうか。だ、だったら、その…」
レ「うん」
真紅「そのな、ケーキをだな、食べさせて…欲しい」
レ「あーんしてほしい?」
真紅「バカ、そんな言い方するやつがあるかよ!」
レ「恥ずかしがらない恥ずかしがらない!はい、あーん」
真紅「また子ども扱いして…まったく」
レ「ほら、早くしないとアイスがとけちゃうぞ?さぁさぁ、口を開けて」
真紅「……しかたないな。アイスがこぼれたらもったいないからな、うん。あ、あーん……」
ぱくっ
真紅「ん…おいしい。なんだかいつもより美味しい気がするな」
レ「そりゃあもう愛情たっぷり込めたからな」
真紅「バカ……その、なんだ…ありがとな。愛してるぞ」
レ「俺もだよ、真紅、大好きだ。これからもずっと一緒だぞ」
真紅「ああ。これから続いていくお前との時間が、とても素晴らしいものになるようにと、私は願うよ」
レ「そういえば今日は0721の日でもあるんだっけ。という事で、早速俺たちも一緒にみせあいっこをだな」
真紅「まったく、褒めたらすぐに調子に乗るんだから…」
Happy Birthday 真紅!!