最近のソシャゲー事情(と言う名の千年戦争アイギスの紹介)

かーんーこーれっ!>挨拶

えーっと今イベントやってるんでしたっけ?(汗
一番ハマっていた時には起床時間が演習の更新に合わせて5時になって、早朝から任務の処理をしっかりこなして、家から出る前には長時間の遠征に艦娘たちを送り出して、講義や実験の最中にも暇を見計らってはリモートアプリで遠征に送り出し直して、帰宅すれば寝る前に演習と残りの任務をこなしていたという、それこそ文字通り寝る間も惜しんでプレイしていた日々も今は昔。
今ではすっかり起動すらしなくなりました。

それじゃあこの二年間夢中になってプレイしていた時間が無駄だったか?と言われても私は決してそうは思いません。
今でも艦これ艦娘たちは大好きだし、PSVita艦これ改やアニメの二期には期待しているし、今でもたまに同人誌を見に行ったりPixivで素晴らしいイラスト探しの旅をしています。そんな自分があるのは当時がむしゃらにプレイした日々があるからこそ。

単に楽しみ方が変わってきたんだなと。ゲーム自体で艦娘をコンプリートしたり、艦娘を育て上げる事にこだわって、最大限の効率を気にしつつ時間や労力を惜しみなくつぎ込んで脅迫的なまでにゲームをプレイしていた当時の自分を振り返ると、むしろ今の方が気楽でずっと健康的に艦これワールドを楽しめているんじゃないか?とすら思えてきますね。

それにしても艦これに端を発して色々なソシャゲに手を出してきました。
パズドラやモンストといったメインストリームには何故か全く乗らなかったものの、一か月以上スタミナを気にしながら追われるようにプレイしていた作品は10に届く程。
しかしながら今現時点で真面目にプレイしている作品はと言えば、2タイトルを除いて起動すらしなくなってしまいました。
ソーシャルゲームに代わるナニかが自分の中で大きな熱量を食うようになっていたのであれば興味が移ってしまったという言い訳もできますが、寧ろ何もやる気力が無かった為そういう言い訳は使えなさそうです。やはりプレイしなくなる大きな要員としては、総じて”基本的に単調なゲームシステムが多い為飽きてしまった”と言う点に尽きると思います。"キャラクターへの愛着"というもう一つの魅力をもってしてもこれに抗う事は難しいですね。

そんな中、今でもダラダラとプレイを続けているタイトルがあります。
以前記事にもした千年戦争アイギスです。hikari-sekai.hatenablog.com

詳しくは上記事を見てもらったり動画を見て頂くとして、ここでは改めてアイギスの何が魅力的なのかを考えてみます。



高レアリティユニット=強キャラではない

アイギスがこのような凡百のソシャゲと違うところの一つとして、高レアリティユニットを獲得したからと言ってそれが直ぐに自軍の強さには繋がらない、と言う点があります。
RPGのような作品は基本的にクリアに必要な水準のユニットのステータスと言うものが定まってしまいます。ストーリーの進行に従って敵が弱くなっていくことはないので、それに合わせて自軍を強化する。コンシューマーゲームの様に強化の主な手段がレベル上げあれば時間さえかければ何とかなるのですが、ソシャゲに於いては往々にしてレアリティの高いユニットや装備、もしくは特攻を持つキャラを用意してやる必要が出てきます。そしてそれらを入手する手段はガチャ=課金になります。それ故プレイ開始直後に課金することで高レアリティユニットを入手することでその後はひたすらヌルゲーと化すでしょうし、イベントを最深部まで攻略しようとするとある程度の出費をした方が無課金に比べてはるかに楽にクリアできます。

しかしアイギスが面白いのは、例えばプレイ開始直後に一万円課金してブラックのユニット(最高レアリティ)を幸運にも4人引けたプレイヤーと全くまっさらな状態で始めたプレイヤーの間にクリアできるマップやクリアするための労力に違いが出るかというと私は全く差が出ないと考えます。
と言うのもまずレアリティが高いユニットと言えどその本領を発揮するのはレベルが相当上がってから。それまでは出撃コストが高いだけで、むしろより低レアリティのキャラクターを二体出した方が有効である場合が多いでしょう。
また、高レアリティユニットは尖った性能を持つことが多く、慣れないうちは基本職ユニットのほうが使い勝手が良いと思います。
私も実際にプレイ開始直後にミコトを引くことが出来たのですが、最近までは全くほったらかしでしたw
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シンプル故奥深いゲームシステム

なんだか陳腐な煽り文句にしか見えませんが、このゲームのクリア条件である「敵が自陣に到着する前に仕留める」はまさに解法が無限にあるパズルと言っても良いでしょう。
高難易度マップでもレアリティの高いユニットで力押しで攻略出来るのは勿論ですが、逆にレアリティの低いユニットしかいなくても頑張れば攻略できるような物凄いバランスの良い難易度調整がされている場合が多いです。
つまり、自軍が貧弱な状態でも工夫次第でなんとでもなる。
自分ではそんなの無理……と言う人の為にニコニコ動画youtubeには低レアリティでのクリア動画も上がっていたりするので、それを参考にすることである程度の戦力さえあれば意外と最深部のイベントまで攻略することが出来る場合があります。
またこの”敢えてより低レアリティで攻略する”と言うプレイヤーの腕の見せ所が勲章の様な扱いであり、より低レアリティによるクリアを競う一種の競技の様になっているのも面白い点です。難しいマップの攻略動画では必ずと言っていい程全く想像もつかないような低レアリティによる攻略がされていたりします。

妙にゆるーい"課金圧力"

アイギスではガチャ産として新クラスだったり新しい能力を持ったユニットが更新の度に増えていくのですが、そういった新クラスも一か月もしないうちにイベントをクリアすることで入手することが可能な場合が多いです。
イベントをクリアと言っても、新キャラを入手するだけなら普通にプレイしていれば簡単に手に入ります。もちろんコスト下限、スキル上限を狙うとなると話は別ですが
さらにすごいことに、イベント産の新キャラだからと言って下位互換で合ったり性能が制限されているわけではありません。むしろ時には上位互換を配ってくれることもあったりして!?
てな感じで基本的には絵柄が好みである場合を除くと特に課金ガチャを回す必要が無いんですよ、正直。まぁそれが分かっていても回しちゃうんですけどね(ノ∀`)アチャー

システムやプレイしやすさの抜本的な見直し

アイギスは現在で二周年になりました。私が始めたのはちょうど一周年イベントの頃だったのですが、当時に比べるとプレイするのに必要な労力が格段に下がっています。
その最大の理由は「委任出撃システム」の実装。当時はどのマップもクリアするためには必ず手作業でプレイする必要がありました。資金稼ぎ、レベル上げの為の素材集めなどの為に既にクリアしたマップを何周も何十周も何百周もしなければならなかったのです。資金集めのためには田園を、レベル上げの為には群狼とオアシスを。自分も何度無駄だなーと思いつつ周回したか分かりませんが、その為に必要な労力と時間が相当大きく苦痛だったので、人に勧め辛かったのです。それがなんと!今では一度クリアしたマップは3クリックでこせるという機能が追加されちゃったじゃないですか!なんて便利な時代なんだ!!
田園の門という名前のマップを周回することから誰が言い出したのか”農耕”なんて言われていたんですが、今と昔じゃ全然違いますよ!どれくらい違うかというと……

↓以前の農耕
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↑現在の農耕

こんな感じw
それ以外にもクラスチェンジの素材の入手性が大きく上がったり、レベル上げもしやすくなったりと、本当にユーザーフレンドリーに大きく改善されていっています。
それに以前は専用のカッコいいドット絵グラフィックである、と言うのが高レアリティユニットの特権だったのですが最近までちょくちょくドット絵のリファインが行われてきまして、それがなんと今では誰でも入手可能でかつては汎用グラフィックの使い回しだったブロンズやシルバーのユニットにまで波及してきました。そこまでするか!と言いたくなります。
イベントも基本的に絶え間なく開催してくれますし、余りのユーザーフレンドリーさに、運営への感謝の念も込めてこの前5千円ほど思わず課金してしまいました。今までプレイしてきた中で最大の課金金額ですが、させられるのではなく寧ろこちらからしたくなったのは後にも先にもこれが初めてですねー。

過去のユニットも定期的に復刻してくれるので後発プレイヤーがとんでもなく不利、と言うわけではないですし。
と言う事で気になった方はぜひともチェックしてみてくださいな!意外と楽しめるかもしれませんよ?

もう一つの作品に触れる事が出来なかったり、帰宅が遅くなった&思いの外長くなってしまったせいで更新が日を跨いでしまったり色々と残念な感じですが、今日はここまで!

ではまたーノシ