ガールズ&パンツァー 劇場版

ガルパンはいいぞ>挨拶

近くの劇場が遂に上映終了だというので友人と一緒に見に行ってきました。
相変わらずシナリオ的な観点では中身すっからかんなわけですが、本編と同様そんな事は微塵も気にならないようなエンターテインメント作品に仕上がっていました。
まさかの豪華フルメンバーの試合前合流シーンは、試合前からなんなんですかあの熱い展開!!ってくらいテンションあがりまくったし、カチューシャを護るためにノンナ達が立ちふさがるシーンはベタだと思いながらも泣けるし、継続高校が履帯外れても爆走するシーンはやっちまえスナフキン!とヒーローショーで応援する子供の心境だったし、お姉ちゃんがクールに見えて妹激ラブな様子を見てるだけでにやにやするし、そしてあのラストシーンときたら……もうね、もうねぇっ!!?
てな感じに上映中ずっと感情の起伏がおかしかったです、ハイ。
同じ姿勢で見続けるのが苦手なのか普段だったら映画の途中で身体がどこかしら辛くなって残り時間が気になっちゃうものなのですが、そんな暇もなくのめり込んでみてしまいましたねー。
あれだけのキャラクターがいるのにそれを書き分けてきちんと全員に見せ場を作る脚本には脱帽の一言。逆にあれだけやりたい放題派手な事をやっちゃうと続編作り辛くなるんじゃ……と言う事だけが心配ですが。

ともかく、こんなに映画を無心に楽しめたのは相当久しぶりの経験でした。音響もBGMやキャラクターの声は少し不満がありましたが、あの砲撃音と爆発音は劇場でしか味わえませんし。
アニメ映画を劇場に見に行くのってなんとなく敬遠していた(というかもう少し出資すれば円盤が買えるじゃん、という思考でした)のですが、こんなに楽しいものだったとは……。
いやぁ、ガルパンって、本当にいいもんですね~!
本編では端折られまくったドゥーチェも活躍できてよかったね!

ではまたーノシ