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できない私が、くり返す。 総評レビュー & 泉 詩乃シナリオ 感想

ギャルゲー レビュー、感想とか

できない私が、くり返す。(あかべぇそふとすりぃ)

★★★☆☆  お気に入り:岩出山 未喜
GOOD

メインヒロインが遺した生きた痕跡

BAD

サブヒロインシナリオがイマイチ、ざっくりなタイムリープ設定、感動ぶち壊しの蛇足エピソード
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まえがき

hikari-sekai.hatenablog.com

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hikari-sekai.hatenablog.com
これまでの各ヒロインシナリオの感想を書いてきたわけだけど、
もしかすると実は私が本作に対してあまり良い印象は抱いていないだろうと察して下さる方もいらっしゃるかもしれない。
まさしくその通りっ!
決して面白くなかったわけではない。
心揺さぶられる場面がなかったわけではない。
むしろプレイしていて、とある場面では目の前が滲んで見えなくなってしまう程、
久しぶりに大泣きしてしまった作品だ。
そういう心揺さぶられる感覚、ひいてはそういった感覚に至らしめる作品は好きなはずだろう?
それにもかかわらずどうして本作が好きか嫌いかと問われると好きではない、
いやむしろ嫌いだ!と素直に言ってしまった方が手っ取り早いほど、
どうしようもなく本作にはネガティブな印象ばかりを憶えてしまうのだった。
そしてそれは単なるハッピーエンド至上主義者のビターエンドに対して感じる嫌悪感ではなく、
本作のあらゆる部分に見えてしまうある種の”ちぐはぐさ”に起因していると思う。
ネタバレ部分は反転。

◆解釈の振れ幅がもたらす主題の分散

詩乃シナリオのおさらいもかねて、公式HPに記載されているコンセプトを見てみよう。

「あの頃からもう一度やり直したい……」そう思ったことはありませんか?
過去の失敗や後悔、目の前で起こった事態に対して、過去に戻ってやり直すことができたら……誰もが一度は考えてしまうのではないでしょうか。
『できない私が、くり返す。』の主人公は、偶然にも時を巻き戻す『時計』を手に入れます。しかし、彼に『時計』を授けた女性は、ひとつの答えを告げました。
起こってしまった出来事は変えることができない
……本当にそうなのだろうか?未来は変えられるかもしれないし、それにより誰かを救えるかもしれない――
その疑問を胸に、成長した主人公は旅にでます。
人を救う旅の途中で、彼は不治の病を抱える一人の少女と出会います。彼女と心を通わせた主人公ですが、別れの日は突然訪れました。覚悟していた結末ながら、少女の死に涙する主人公の下へひとつの手紙が届けられます。そこに綴られていたのは、逃れられない運命を前に少女が残した「やり残したこと」
少女の運命を変えるため、そのささやかな願いを叶えるため、主人公は時間を巻き戻します。
果たして、主人公は未来を変えることができるのか?
少女のやり残した「ささやかな願い」を叶えることができるのか?
「できない私が、くり返す。」は、後悔を胸に抱えている人、過去をやり直したいと願う人
そんな方々に届ける、『時を繰り返す』物語です。

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本作のテーマは大きく分けて二つある。
一つは治療の手立てが亡くなった人間が余生をどのように過ごすのか、
周囲の人間がどう接するのか、といういわゆる緩和ケアや終活について。
そしてもうひとつが、不思議設定である”時を巻き戻す時計”をもってして未来を変えることが出来るかどうかだ。

”時を巻き戻す時計”

後者の時計についての設定は本作の物語の根幹に関わるにも拘らずとにかくいい加減だ。
とは言えそれ自体に不満があって、もっと明確に定義白だとか、
世界線の考察をしろだとかそういう不満であれば的外れなの批判かもしれないが、
本作はこの”振れ幅を持たした設定”が悪い方向に作用してしまったように感じる。
古川漣が陸に譲渡する際に時計の持つ能力について説明がなされれるが、その内容をまとめるとこうだ。

・何回でも、時間をまき戻して過去に行ける
・そのとき、記憶は現在の物を引き継げる
・時間をもどすためには、何の対価もいらない
・巻き戻せるのは、時計を譲渡された瞬間まで
・確定した未来は変えられない

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この確定した未来という表現が曲者で、
未来は変わらないというが過去に戻ってやり直す事で細かい事象には変化が生じる。
つまり、どこまでが“確定した未来”で、
どこからが”確定していない=変化可能な未来”なのかという線引きなされないため、
設定が非常に曖昧にされたままなせいで、受け取り手に解釈の幅が生じてしまう。

例えば未喜シナリオで篤史への香澄の告白シーンを見てみよう。

0回目:香澄がフラれたのを後から知る。結果として篤史と未喜が喧嘩をする。
1回目:香澄の告白が失敗するシーンを目撃。
2回目:告白途中に未喜に乱入させる。兄妹喧嘩となり、告白は失敗する。
3回目:告白途中に未喜に体調不良のふりをして乱入させる。
篤史と香澄が心配して未喜を匙に連れ込み告白はお流れ。

この後結局告白をその場で受け入れさせるのは諦め、
0回目と同じ流れの上で未喜が説得することで、香澄の告白が受け入れられる。
告白は失敗したという観点から見れば変化していないが、
その過程で状況が大きく変わっている場合もある。

今回の例でいえば、三回目だと篤史と香澄は告白自体がお流れになったものの、
どちらも未喜を過剰に心配する者として二人で抱えて店内に運んでいる。
大事な妹を実の家族同様心配する香澄を見て、篤史はどう思うだろうか。
明らかに二人の心の距離は大きく良い方に変化しているに違いない。

また陸自身も勘違いしていたように、
一度告白が失敗したからといってその事実がずっと引き継がれるわけではない、
つまり”確定した未来”の先にある“未確定の未来”は現時点では解らないのだ。(ややこしい)
てかオメー五年間も試行錯誤の旅を重ねておきながらその程度切り分けて考える事すら出来てないのってどうよ?とかってツッコミは無しで。

もちろん次がある告白と、一度しか訪れない死というもの同様に扱うのは問題があるが、
それでもこういった解釈の幅を与えられてしまう事で、色々な事を考えてしまう。
確定した未来=”人間の死”自体はいつか訪れるにしても、
それはどこまでの範囲が確定しているのだろうか。

亡くなる時間や日にちは本当に変化させることはできないのか?
出会った瞬間から取り組むことで少しでも症状を軽くできないのか?

物語がクライマックスへと加速しだすReCall編冒頭。
詩乃に対する贖罪と彼女を救いたいという強い意思の下、
漣からの言いつけを破ってまで過去に戻る陸。
『詩乃が癌で死なずに済むために、その治療法を確立するべく医学を学ぶ。五年で達成できなければ何度でもループを繰り返す!』
ニクい演出のムービーがあった場面なんかキターーー!って内心テンションあがりまくってました。

意気込む彼が、これからループもの主人公よろしくトライアル・アンド・エラーを繰り返し、新薬を開発しても詩乃を救う決定打にはならず、アプローチを変えて何度やっても同じように手から零れ落ちてしまう砂の如く救えない命を前に、「ああ、やっぱり今回も駄目だったよ」と平然と言い放ちリープしうようとした瞬間、ふと我に返って尊厳を貶めていた自分に気付いて自己嫌悪に陥り、泣いて悔いて悩み抜いた末に広がった新たなる可能性……
そんなもんはありませんでしたね、ええ!!!!!

人ならざる力で可能性を手にしているのに、それを人からちょっと説教されただけで、
目の前の事実をたった一つ示されただけでみすみす今更納得してしまうのか?
今まではあれだけ抗おうとしていたのに!?

詩乃に「あなたの一番になれなかったんだね」とまで言わせてしまって、
その事を後悔して過去に戻ったというのにそれでもなお漣の言葉を無条件で信じてしまうのか!!?
自分で一度でも試すことも無しに!?!??と全く理解に苦しむ。

読者にそういう安易な展開を考えさせる原因はというと、この設定の不徹底にあるわけです。はぁ……。

一見するとこれは自分の思った通りの展開にならなかったからクソゲー
というどうしようもなく身勝手な感情論に見えるかもしれないが、
そうではなくむしろ見せ方に問題があったと思う。

この原因について詳しくは「物わかりのいい主人公と物わかりの悪い読者」の項で。

いっそもっと適当な設定で十分だったのでは

ともあれ時計の設定をあいまいにしたのが意図的なのかそうでないか定かではないものの、
それ故時計の能力を見極めるというお題目が発生してしまい、
主題の分散が発生してしまったのも問題だ。

もし最初から時計の設定(ゆめの祖父の話なども含めて)を十全に使うつもりがないのであれば、
ループ設定はあくまで物語に花を添える副題だからそもそもそこにケチをつけるのはナンセンス!と言うのであれば、
ループ設定に読者の眼や興味が向かないようなシンプルな設定に落とし込むべきだったのだ。

例えば詩乃の死を悔やみ泣き疲れて眠り、翌朝起きると時間が遡っていて……的な、
有無を言わせぬ強制力として働く、ある種のご都合主義的な設定の方が良かったのではないだろうか。

最近自分が見た作品の話となってしまうが、同じような”適当なリープ能力設定”だと、
例えば僕だけがいない街におけるリバイバル。
直後に起こる悪いことの原因が取り除かれるまでその直前の場面に何度もタイムスリップしてしまう、
という能力だが作中では何故主人公がそんな能力を持っているのか、
またどうしてタイムスリップしたのかといった点には一切触れずに物語は進行する。

三葉「もしかして私たち…」 瀧 「もしかして俺たち…」
「「入れ替わってる~!?!?!?」

映画「君の名は。」において、三葉と瀧に起こった奇妙な入れ替わり現象の根本的な原因や詳しい原理については、
感覚的なイメージのみでその詳細が語られることはない。
(いやまぁ表面上の理由的だけ考えると三葉の方はまだ分かるんですが、
どうして瀧なのかはわからないまま。ここが個人的には君の名は。
伏線における数少ない不満の一つなんですが、それはまた別の機会があれば)

しかし、これらの作品は、どちらも特殊能力及び不思議要素に関しては、
そういった”些末な”部分には比較的考えが及びづらい……というのは言い過ぎだとしても、
ストーリー進行や演出のおかげで「それは今主題じゃないから考えるのは野暮である」
と言いたくなるほどの雰囲気づくりに成功していたように思う。

本作では未来を変えることができるのか?と設定自体に読者の意識を向けるようにしてしまったため、
そのいい加減な時計の能力やどこまでも予定調和的な物語に対して、
思わず突っ込んで考えてみたくなってしまうのは仕方のないことではないだろうか。

◆物わかりのいい主人公と物わかりの悪い読者

漣「だから、そこは諦めた方がいいよ。
何回、何十回と挑んでも、絶対に未来は変わらない」
陸「分からなじゃないですか。
何百回も何千回も繰り返せば、もしかしたら変わるかもしれません」
……
「――俺は本当に試しますよ、漣さん」
貴方の言葉が本当かどうか。

主人公は不思議な時計の持つ能力については基本的にプロローグ中の漣の説明通りに受け止めているのだが、
最後の設定『確定した未来は変えられない』かどうかに関しては懐疑的だ。
そしてそれを否定する為に、五年間もの間各地を旅しながら未来を変える機会を探し、試す生活を続けることになる。

ここまでがプロローグに相当するわけなのだが、
ゲーム開始時の主人公≒プレイヤーはコンセプトの通り“未来を変えることができるのか?”について肯定的、
つまり未来を変えてやるという意思の下物語を読み進めていくことになると考えられる。

しかし、実際には主人公たる陸とプレイヤー間の意識には大きな隔たりがある。
それは陸が試行錯誤の旅を繰り返してきた五年間という経験の重みだ。

プレイヤーは物語開始直後に不思議な時計を受け取り、
その前所有者がいう『確定した未来は変えられない』という過去に戻れる能力を自己否定するかのような設定と物言いに反発し、
主人公たる自分こそが変えてみせてやると意気込むのは当然のこと。
つまり時計を受け取った直後の陸のような状態といってもいい。

ところが数クリックの内に陸は五年にも及ぶ旅を終えて、
ヒロインズの住む街を訪れる。その目的はというともちろん新たな挑戦を行うためだ、
と書くと聞こえはいいが、この”未来を変える”為の人助けの旅というのが、
どこか厭世的で惰性的に続けられているのが主人公の言動の節々から伺える。

どこでどれだけ試そうとも未来は変わらず、陸の時計の針は漣と話したあの時から止まったままになってしまっている。
頭の中では漣の言うとおり『確定した未来は変えられない』のだという事実を受け入れつつも、
自身が積み上げてきた五年間に及ぶ時間と努力を否定したくない。

もしくは、『私に会いに来ちゃいけない』とくぎを刺した漣に会いに行くための口実として、
『未来を変えることが出来た』報告をしたかったのかもしれない。

いずれにせよこういった年月を経たことによる主人公の心境の変化がプレイヤーに伝わり辛いせいで、
物語の冒頭から重なっていると思われていたプレイヤーと主人公の間の認識に深刻なズレが生じるのだ。
このズレによる影響がいかんなく発揮されるのが、先に書いたRe Call編冒頭の部分となる。

◆主人公が自分的に合わなかった事による不満が大きかったかも?

各ヒロインシナリオを眺めていて思ったのは、
陸はどうも本気で未来を変えようとしているというよりは、
未来は変えるための旅の止めるタイミングを探し求めていたようにしか見えないのだ。
実はそう考えると先に書いたような本作に感じる不満は
納得こそできないものの理解はでき得るようになる。

だがあの薄っぺらい志乃以外のヒロインシナリオで、
そこまで察しろというのは酷というものではないだろうか。
認識のずれがあったにせよ、思考から言動に至るまで、
主人公の事がイマイチ好意的に受け入れられなかったのが
本作への不満に直結している側面はあると思う。

言い回しが一々大げさだったりして冗長な日常会話に、
ちょっと時代錯誤的な寒いギャグ。
それに詩乃のやりたいことに線を引いていく陸には正直ドン引きした。
デリカシーの欠片も無いというか、
解決したという事を視覚的に分かりやすくするためとはいえ、
やりたくもないけどしなくちゃいけない勉強を嫌々やらされている学生じゃないんだから……。

張り倒されたとしても文句は言えないのに、
それを目の当たりにしても文句も言わずに冗談で流そうとする詩乃の姿に心が痛んだ。

大体詩乃がしたいことは”恋愛がしたい”であって、”恋人が欲しい”じゃねーんだよ、バーカバーカ!!とブチギレそうになったんですが、実は伏線になっていたというね……。そんなダメ主人公のおかげで、病で死が目前に迫った少女が恋愛をしたいと言ったので、出会ってから数日しかたっていないのに図々しくも自分が恋人になってやると立候補したものの、女心を理解していない上に自分ではない誰かを重ねて見ていた事を看過されてしまい、死してなお恨み言を届けられるという勘違い男の悲惨な末路をプギャることが出来たのでよしとしましょうか!?(何

◆その他不満点や良かった点など

細かいことを言い出したらキリがないんだけどとりあえず詩乃のお礼アレルギーや、
ミキのクイズ好き、ゆめの知己に時計の存在を知る人物と言った、
何度も登場した割に特に生かされることがなかった面白そうな設定たち……。

特に残念なのはゆめの祖父が時計を持っていたって要素。
絶対シナリオに絡んで来るって身構えてましたもん。
そしたら結局ゆめとのフラグ形成にしか使われなくてズッコケましたw

五年間シノの事を思い描きながら、再会を切望しながらの日々は描かれることがなく、
再会特に感慨にふける暇も無く一瞬で終わってしまうのもちょっとなーと。

良かった点といえば、
デートで訪れた陶器展で生きた痕跡を何らかの形として残すことで生きていたことの証明をする方法を知った詩乃が、
まさかあんな形で生きた痕跡を残そうとするとは夢にも思わず面白かった……というと語弊がある気がしますが面白かったですねー。
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◆てかおまけエピローグのPiece of Memoryいらないよね?

物語に於いて自分は終わりよければ全てよしと考えている面があって。
例えば途中でどれだけ面白くなかったりグダったり不愉快だったとしても、
ラストからエピローグにかけて綺麗にまとめてくれていれば文句いえども面白かった!と言っちゃうんです。

で、本作も一応最後は綺麗にまとまったなーと思ってしんみりした状態で出てくるオマケエピソード。
もちろん期待してプレイするに決まってます。
で話の内容もどうやら時計の秘密や手にする経緯にまつわる話らしい……と期待したのも束の間。

なんですか、あれは!!!

なんで何回も爺さんの入れ歯はどこじゃったかのーなんて聞かされなきゃなんねーんですか!
これって何かのバツゲームなんでしょ!?

という感じでせっかくエンディングでしんみりした気持ちをぶっとばしてくれやがりましたよ、
このオマケエピソード……。

内容的にも大した話じゃなくて疑問や不満が解消されることもなく、
最後も普通でもうどうしようもない感じ。
なんという蛇足!!!
この使い古された言葉がこれほど似合うものもそうそうないでしょう。
ってことでもしこれから本作をプレイされる方がいたらオマケエピソードは忘れてしまうのがベストだと思います!!

◆感動ポルノであることに自覚的だが……

長々と不満を書いてきたわけだけど、
根本的な話として本作は余命わずかながん患者によって主人公が後悔を解消して一人すがすがしい顔で去っていく。
一種の感動ポルノのようなものだという側面があって、どうにもそこが気に入らなかった。

これ自体は個人的な好みによる我儘のようなものだからアレなんだけど、
面白いのは物語自体もどうやらそれに自覚的で、あの手この手でそうは見えないようにいろんな化粧はするんだけど、
それが逆効果というかあまりうまく作用していなかったこと。
おかげで結局その枠組みから抜けられなかった、終始チグハグな作品だったなという印象はかわらなかった。





泉 詩乃シナリオあらすじ

街中で出会い仲良くなっていった少女、詩乃は末期癌に侵されていた。そんな彼女をかつての憧れの人である漣の面影を重ねて見ていた主人公、陸は詩乃が遺した手紙に書かれた”もしも時間が巻き戻せたらやり残したことを叶えたい”という言葉を見て一念発起。彼女の願いをかなえるためにタイムリープ
詩乃がまだ元気だったころへと戻り、彼女から生きているうちにやりたいことを聞きだす。
・恋愛がしたい
・親孝行がしたい
・海にいきたい
・部屋を片付けたい
・お世話になった人にお礼を言いたい
・一日中遊びまわりたい
・SECRET
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恋愛がしたいという詩乃に陸は自ら立候補、詩乃も満更ではなく二人はめでたく恋人に。その後も徐々にやりたいことをこなしていく二人だったが、SECRETを除く6つ目、海に訪れた帰りに詩乃は倒れてしまう。入院中にねだられて陸が辿ってきた日々を語る。それに目を輝かせて聞き入る詩乃が陸に語った最後のしたいこと、それは”生きたい”という切実な願いだった。しかし詩乃の症状は徐々に悪化していく。自らの命が限界に近づいていることを悟った詩乃は陸が真っ先にクリアしたと考えていた”恋愛がしたい”という望みが未だに果たされていないと考えていた事をつげる。陸が詩乃の向こうに無意識のうちに漣の姿を重ねていたこと、助けてくれるのはかつてできなかった罪悪感からの義務感の為だとしか思えなかったこと。自分が死んだあと、出来る事は全部したという自己満足に浸る事が無いよう敢えて最期の別れに際してそれを突き付ける詩乃に何も返す言葉を持たない陸は詩乃の死に目に会う事も出来ず、アイリから遺言ともいえる手紙を受け取る。
そこには自分が漣の身代りに過ぎないかもしれないという疑念、陸への好意が綴られていた。陸の一番になれなかったことへの無念さがにじみ出る追伸を目にし、陸はタイムリープを決意する。それは詩乃を騙してしまった事への贖罪の為に、あのような別れで終わらせないために。叶えられなかった”恋愛がしたい”という希望、そして”生きたい”と願った彼女の為に。陸は時計で戻ることが出来る限界の時点、会いに来てはダメだという漣との約束を破ってでも過去へと跳ぶ。
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Re Call編

陸の考えはこうだ。詩乃が癌で死なずに済むために、その治療法を確立するべく医学を学ぶ。五年で達成できなければ何度でもループを繰り返す。
そう意気込みを話す陸に漣は冷ややかに返す。仮に癌を克服できたとしても、彼女が死ぬ運命は変わらない。別の病で死ぬ。それを克服したとしても……だと。それにループする度に心が擦り減らすことになるになるから、そんなの陸自身が耐えられないと。
漣がそう語るのには理由があった。漣を慕う年下の患者である奈月も余命幾ばくもない少女であり、彼女を救うために漣は何度も時を遡ったが彼女が亡くなる未来を変える事は出来なかったからだ。
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残りわずかな余命を懸命に生きる奈月の姿を見ているうちに、未来が変わらないのであれば後悔しないように生きようと考えるようになったと語る漣に陸も同調する。
運命を変える事をできないと納得した陸は、時計を使うことなく再び詩乃との出会いをやり直す事を決める。
心残りであった漣に対する行為を伝えることが出来て吹っ切れた陸は、再び少女と出会うためにやり直す。
詩乃と焦ることなく仲を深めていくことが出来た陸は、詩乃の”最期まで一緒にいてほしい”という本当の最後のお願いを無事果たすことが出来たのだった。
詩乃が遺した手紙には陸に対する感謝と愛が綴られていた。
陸は詩乃のいない町を後にする。彼女の墓前に時計を供えて。時計の所有権、彼女にいつでも会うことが出来る権利を置いて、詩乃の事を思い出にして。先の見えない未来へと後悔することが無いように歩み出したのだった。
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できない私が、くり返す。 栗原 ゆめシナリオ 感想

ギャルゲー レビュー、感想とか

栗原 ゆめ

詩乃と一緒にいる時に出会って紹介されて知りあう事となる藍里と未喜とは異なり、ゆめは陸が直接出会う少女で、詩乃との繋がりも薄かったりと他の二人のサブヒロインとは若干立ち位置が異なります。
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所謂ステルスオタといういやつで、アニメに漫画が大好きだけど中々周囲に打ち明けられずにいる代わりに、そのことを知っているごく近しい人間に対しては熱心に語らってしまう。……あ、なんか自分にも身に覚えがあるぞ!?と思わず生暖かい目線で眺めてしまったりw

そんな彼女との馴れ初めは、よそ見をしていたところをぶつかって……という王道テンプレ展開。でもゆめのビジュアルと声のおかげか、『この子なら仕方ないな』と思わず納得してしまいそうになるほどの天然ちゃんな雰囲気が全身から感じられます。その際に陸が落とした時計を一目見て、かつてゆめの祖父が持っていた"時間を巻き戻す時計"だと気付いたのがきっかけで話をするように。幼いころから"時をもどす時計"の話を周囲にしても誰にも信じてもらえずに嘘つき呼ばわりされていたのだが、それがここにきて信じてくれるどころか、体現者が現れたもんだから一気に心を許してフラグ成立。
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このままゆるふわオタイチャラブを突き進むのかと思いきや、そうは問屋が卸さない。ゆめのことが好きで好きでたまらないヤンデレ少女、米山 美羽が登場。陸の事を嬉しそうに語る恋する乙女と化したゆめを見て嫉妬の炎がバーニング。事ある毎につっかかりゆめと近づけてなるものかと憎悪をぶつけてきます。
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それは演出上仕方ないとはいえ、あまりに二人でいる時間短くないっすか!?ただでもゆめは詩乃との関係が薄いせいで共通での出番が少ないんだからさ、個別シナリオでくらいもっと睦まじい姿を眺めたかったなぁ……(白目

ともあれ、美羽の妨害にもめげずにゆめとの恋人関係を突き進む陸へのストーカー行為は次第にエスカレート。ついには陸の寝込みを襲ったりゆめを傷つけたりといった刃傷沙汰にまで発展してしまう。彼女の狂気と独占欲は収まらず、ついにはゆめにも魔の手が……。篤史にしても藍里にしてもそうですが、本作の掛け合いは一々極端すぎるというか、注目を浴びるために気を衒った馬鹿な事やって喜んでいるユーチューバーじゃないんですから、もうちょっと普通な土俵で勝負をしてほしかったですね。インパクトさえありゃ良いってもんじゃないですよ、ホント。
という感じで、あまりに美羽の存在感が強すぎてゆめと一緒に過ごす日々が喰われまくってしまって。シナリオ的には美羽を救済しているわけだからほとんど美羽シナリオと言っても過言じゃないような気が。
偶然にも時計の所有者が身内にいた!という美味し過ぎる設定が陸の事に関心を寄せる出会いのフラグ建設にしか使われなかったのはある意味衝撃的。ゆめちゃん持ち前の包容力で強引ながら丸く収めてしまう展開は楽しむことが出来ましたが、もうちょっとゆめ自身との色々な話を期待していた自分としてはちょっとなーという感じでした。
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最後デレた美羽ちゃんは可愛かったですが、人間の本質なんて言うものはそうそう変わる事がないので最後の三角関係はまるで薄氷の上にいるかのような危ういバランスの上で成り立っている一時しのぎのような気がするし、陸に気があるならば今度は持ち前の独占欲でゆめを排除にかかるのではないかと彼らの未来が不安でなりませんでした。
私はできた人間ではないので自身の欲望からゆめを散々いたぶった美羽をそう簡単には許す気にはならないし……って話はまた後日。
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以下あらすじ注意。

タイムリープ

寝込みを襲いに来た美羽をギリギリリープして回避、待ち伏せして説得を試みるも逃げられてしまう。荒れ果てた美羽の家で目にしたのは全身を切り付けられ嬲られたゆめの姿だった。このまま助け出しても親友に傷つけられたゆめは心に深い傷を負ったままになると考え、陸はゆめを拉致されないように学校の正門を見張っていたものの、迂闊にも裏門から出た美羽に連れ去られてしまう。美羽の家にすぐに押し掛けたのが功を奏し、ゆめが傷つけられるという結果は変わらなかったが、その傷痕はリープ前より遥かに少ない状態で蛮行を止めることが出来た。その後目を覚ましたゆめは美羽を許したうえで彼女の好意を受け止め、美羽が求めた二人で肉体的に深くつながる手段として陸を介した3Pを提案。その甲斐あってか美羽は陸に心を許し、ゆめと仲良く三角関係を続けていくのでした。めでたしめでたし。
……って、ええっ、ゆめの安全第一ならリープし直して裏門も見張ったりし直した方がよくねぇっ!?

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ではまたーノシ

できない私が、くり返す。 瀬峰 藍里シナリオ 感想

ギャルゲー レビュー、感想とか

何気に初めての試み>挨拶
今までプレイメモ以外で作品感想を分割して書いたことってなかったりします。
何故って大した理由があるわけじゃないんですけど、なんとなーく一つの記事に纏めて書いちゃうのが習慣と言うかクセみたいになってしまっていて、そもそも何故って考えたことも無かったというか(ぇ
そんな感じで昨日に続いて今日は二人目いってみよう。

瀬峰 藍里シナリオ

親友の詩乃に言わせると “変わった子” で、何を考えているかイマイチ分からない。
突然顔を近づけてきたり、脈絡のないことを言い出したりと、掴み所がない、所謂電波ちゃん。

まず最初に謝っておこう。ゴメン!!
いやー、私ってば律儀な性格でして基本的にエロゲってボイスは飛ばさずきっちり聞くしテキストもじっくり読み込むし、当然のことながら「好きなヒロインだけプレイしよー!」みたいなプレイスタイルを由とせずに御残しは許しません!とばかりに全員プレイするのがごく当然と思っているんですよ。(何

けど……ね、この藍里ちゃんがクセものでして、会話が一々面倒臭いというか、面白さもセンスの欠片も感じられないような全く関係の無い極端なギャグを連発するわ、声が妙に小さくて聞き取り辛いわと余りにプレイするのが余りに辛くて……。極端な台詞だったり脈絡ない話ばかり、しかも絶望的につまらないと来た日にゃぁ話すのも面倒臭くなったというか。
キャラクタを立たせる為orテキスト量を稼ぐためとはいえちょっとなー。これについては主人公にも感じる事が少なからずあったので、たぶんライターさんのギャグセンスや感性が私には合わない面が多々あったように思います。
ともかく久しぶりにスキップ多用しちゃった。こんなのかにしののメガネ以来ですよ、ホント。この私にスキップを使わせるとは……恐ろしい娘っ!(蹴
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後半は普通に可愛いんですけど、馴れ初め辺りちょっと飛ばしちゃったのでなんだか思い入れが浅くてちょっと不思議な気持ちでした

てなわけで流し見たレベルではありますが、話の内容自体は王道スポコン、カットインが効果的に使われていたりと見ているだけで面白そうでした。
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あちやもっさんこと由美子がめっちゃ可愛いんですけど!!このゲーム、無駄におまけえちぃは充実してまして、なんと香澄さんのおまけえちぃまであるのにやもっさんはなんで無いんだ……(血涙
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以下あらすじ注意。

タイムリープ

由美子から再戦を求められても故障を隠し通したまま断り続ける藍里。由美子からは見下され、口ではバドミントンに対して未練がないというものの、どうしても引きずってしまう藍里を見かねた陸は早めに治療をさせればバドミントンを止める必要はなくなると考えリープ!
しかし何度試そうと確定した未来=同じ時期に手を故障することは変える事は出来なかった。
ならばせめて故障してない手で由美子と試合をさせれば完全燃焼するのでは?と考え至る。
猛特訓の上で対戦したものの流石に由美子には及ばず結果は負け。しかし力を出し切った藍里は由美子からも最大のライバルであり友と認められ、バドミントンへの未練を断ち切ったのであった。めでたしめでたし。
……って、ええっ、由美子と再戦しないという未来は確定しちゃってるんじゃねぇっ!?
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次回、ゆめシナリオ編へ続く……。
ではまたーノシ

できない私が、くり返す。 岩出山 未喜シナリオ 感想

ギャルゲー レビュー、感想とか

残暑お見舞い申し上げます>挨拶

煩いと思っていた蝉の声もすっかり耳にしなくなると、ああ夏が終わったんだなぁとちょっぴりさびしく思う今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。自分はというとようやく夏の仕事から解放されて少し穏やかな日々が戻ってきそうでホッとしていたり。
夏の間にやろうと思っていた夏ゲーが色々とあるのですが、それも早めに手をつけねば……!と思ってますが、とりあえず先に先日プレイしたできない私が、くり返すの感想を書いて行こうと思います。
ネタバレは注記しますのでご安心をー。

できない私が、くり返す。

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岩出山 未喜シナリオ

思わず頭をワシャワシャ撫でたくなるヒロイン。キャラもシナリオもワケアリなヒロインばかりの本作で、ある意味一番ニュートラル(普通のエロゲ的)な存在。
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打てば響くという言葉がぴったりの、主人公との漫才のような弄り合いはもちろん、それに合わせて喜怒哀楽がはっきり出るタイプなのでころころ表情が変わるのを眺めているだけで楽しくなってきます。
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どんなめんどくさいボケでも嫌な顔しつつもきちんと付き合ってくれるミキミキマジ天使!

とまぁそんな感じで未喜自身は後輩系ヒロインとして魅力的であるにもかかわらず、彼女のシナリオですが本作の呪縛からは逃れられなかったようで、大変残念な問題が……。
それは超絶シスコンな兄、篤史の存在。極端な性格はキャラクターの独自性を際立たせるのに役立つ手段なのでしょうが、篤史の"妹に近づく男はみんな敵だ!"とでも言わんばかりの敵意は作中では結果として主に陸へと注がれることとなっています。しかもその内容が刺すだの殴るだのコロすだの、口先だけとはいえ見るに堪えない暴力的で物騒な内容が多くて、正直言って見ているだけで不愉快になります。
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出会って一分も経ってない荒ぶるおにーさんの図。正直頭おかしいんじゃないかと思いました(小並感

そしてシナリオでも当然のように絡んでくる……のは仕方がないにしても、結論から言っちゃうと未喜シナリオの主題が『篤史に妹離れさせるために恋愛成就させる』事なので、結果的に彼の為に頑張ることを強いられる展開に……。ポルナレフ風に言うと

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 篤史の恋路に奔走したと
思ったら いつのまにか未喜と結ばれEDを迎えていた」
な… 何を言っているのか わからねーとおもうg(ry

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いや、マジなんですって!なにせ篤史がくっ付いたので彼女とイチャイチャできるよう気を使って外出。未喜のひとりえちぃを見ちゃってたから妹以上の存在に思えてきて、そのまま告白からのえちぃシーン連続でED流れましたからね!!
もう一山、とまではいかないまでも、結ばれた後の未喜とのイチャラブや篤史に対して”お前の妹寝取って?やったぜ!やーいやーい!!”と事ある毎に煽ってやろうと思ってただけに拍子抜けですよ、本当に……。。
おまけで篤史の優男臭がプンプンする声も気に食わなかったので速攻で個別音声で切ったのは内緒。それでも声付き扱いの為、次の音声再生まで停止しない機能にまで食い込んできやがります。
どこまでも未喜未喜との恋路を邪魔しやがってー!ふぁーーーっく!!

無償で働くということ

詩乃が亡くなり失意に沈む陸。彼が町をさまよった後に訪れたのは岩出山兄妹が経営するカレーレストラン、匙だった。これまで人助けの旅をしてきたという陸に、未喜は「うちも人手が足りてないけど、お金は無いからタダで手伝って欲しい」と冗談半分でお願いすると、予想に反しあっさり了承する陸。驚く未喜と篤史を尻目に陸の考えは揺るがず、結局賄い料理でカレー食べ放題という条件で匙で働く事となった。
その後陸は匙で働く間に兄妹との仲を深めていくのだが、私はこの部分を読んでいて引っ掛かりを感じてしまった。らーめん才遊記の芹沢達也の台詞が真っ先に浮かんだのは私だけだろうか。
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時に丸一日シフトで入り、日銭を稼ぐための仕事も両立する。バイト前や終了後の一時間でも拘束されようものならやれブラックバイトだ!と声を上げる今のご時世に於いて、人によっては見ているだけで吐き気を催すようなブラックを超越したダークネスバイト案件に違いあるまい。
時計の力を試すというのが動機であるにせよ不特定多数の人間を対象に行う人助けがボランティア的な意味合いが強うのに比べて、兄妹二人だけを助けるとなると話は違ってくる。辞めたくなったからやーめた!とバックレでもすると、陸の事をあてにしていた兄妹は痛手を負うこととなってしまう。刹那的な人助けではなくなり二人との関係性を維持し続ける必要があるのだ。
また客の健康、極論を言うと人の生死も関与する可能性すらある飲食業である。従業員には人並み以上の倫理観と衛生観念が求められ、それは仮に無償の仕事であったとしても仕事の責任は当然他の従業員と同じレベルの物が求められることとなる。
意気込んでいる最初の内は良いだろうが、それが長期間に渡ってとなってくると、本当に見返りも無しに熱意をもって仕事に取り組み続けられるのかは甚だ疑問だ。
それをお互いに詩乃がいなくなってしまった人恋しさがあったとはいえ、出会って一か月足らずの人間、しかも常連ではあるものの何かしら深いかかわりがあったとは言えない関係の陸に気を許すのは、余りにお気楽すぎやしないだろうか。そして陸も余りに安請け合いし過ぎではないだろうか。

以下(あらすじ注意)

タイムリープ

未喜の為に香澄の告白を断った篤史。今まで世話になってきた兄に、自分のことを一番に考えてほしかった未喜と衝突してしまう。頑なに譲らない篤史と喧嘩になって落ち込む未喜の為、告白を成功させるべく陸はリープ!
しかし何度試そうと確定してしまった未来=篤史が香澄を振るというのは変えることはできなかった。
だが一度振られたからって二人が結ばれない運命だと決めるのは早計というもの、ちゃんと事情を説明すればお互い納得して無事結ばれましたとさ。めでたしめでたし。
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次回、藍里シナリオ編へ続く……。
ではまたーノシ

関東旅行記part2 FORTUNE ARTERIAL、遥かに仰ぎ、麗しの 聖地巡礼&LIVE編

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旅の続き>挨拶

三日目はいよいよライブ当日。
開場が午後三時半なので、午前中を使って旧岩崎邸に行ってきました。

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関東旅行記part1 大洗編

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先週の11日から14日にかけて関東方面へ旅行に行ってきました。>挨拶
以前書いたように、主な目的はAUGUST LIVE! 2016のハズだったのですが、振り返ってみるとライブ以上に純粋に旅を楽しんでいたような気がします。

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AUGUST LIVE! 2016 にいってきまーす!

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明日から東京へ行きます!>挨拶

とはいえ今回の目的はコミケではなくてですね……
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オーガストのライブだったりして!ついでに関東の旅行もしてきますけどね。
という事でまたしばらく更新が空いちゃいます。……えっ、いつもの事だろって?はひ、その通りでございます。。
ではまたーノシ